世界ゴルフ選手権「ブリヂストンインビテーショナル」は今月４日（木）に、米オハイオ州アクロンにあるファイアストーンカントリークラブで開幕。ジャパンゴルフツアーが誇る、若手３人衆が挑戦する。

昨年の賞金王の金庚泰（キムキョンテ）と石川遼、そして池田勇太はホストプロとして、当地に乗り込んだ。

ゴルフを始めたころからブリヂストン社のクラブを愛用しているという池田。
先週の日本ツアー「サン・クロレラ クラシック」は初日から「小樽で勝ちたい」と宣言。平塚哲二との一騎打ちを制して、有言実行を達成した。

その池田の口から今回もまた、こんなセリフが飛び出した。
「今週も優勝を意識しながらプレーする」。
いつでもどんなときでもあるがまま。飾らない男がこう言うのだから、相当の意気込みと、手応えがあるということだ。

日本勢としてただひとり、決勝ラウンドに進出した全英オープンから１週ごとに、クラブ調整にしても、自身のゴルフの調子も充実度が増しているようで、それも追い風になっている。

今大会は、予選落ちがない。「初日からがっつり上位を目指していく」と、大会前から威勢の良いセリフがポンポン飛び出す。

新スイングに取り組んでいる石川遼は、３日の練習ラウンドで18ホールを回って「２日目を終わって、半分よりも良い順位にいたい」と慎重だった。

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