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中島雅生ら4人が首位に並ぶ <ファイナルクォリファイングトーナメント第4日>

首位に並んだ中島雅生
ファイナルクォリファイングトーナメント第4日は、187名の選手が参加し、セントラルゴルフクラブ(茨城県行方市麻生2196)の東コース(7,105ヤード パー72)と西コース(7,153ヤード パー72)を使用して行われた。

首位には、通算11アンダーで中島雅生、桧垣豪、冨山聡、カート・バーンズの4人が並んだ。なお、通算イーブンパー 85位タイまでの96人が決勝ラウンドに進出した。

前日まで首位だった和足哲也がこの日76と失速、通算8アンダーに後退し、上位は混戦となった。中島雅生は5バーディ、1ボギーの4アンダー68をマークし、通算11アンダーとした。「三菱ダイヤモンドカップからクラブを変えたり、取り組んでいたことを夏場にやめて、元に戻した」ことがようやく11月の三井住友VISA太平洋マスターズあたりで効果が出てきた。調子は「普通」と取り立てて浮つく様子は見られない。やはりこの2年間ツアーで戦ってきた経験が表情にも自信となって表れているようだ。

QTの順位も「15位から20位あたり」でも構わない、要は「ツアーに出てどれだけ稼げるか」だという。とすればここもひとつの通過点に過ぎない。ともすると偉大な父・中嶋常幸の息子として脚光を浴びることが多かった彼だが、もう30歳になり、もうすぐ2人目の子供も生まれる。家族のためにもいい報告をしたいところだ。

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