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JGTO Novil FINAL 2011

森田徹、ひやひやの賞金ランキング6位

表彰式終了後に賞金ランキング1位から6位までの選手が記念撮影(一番左が森田徹)
大会が始まる前のチャレンジ賞金ランキング6位の森田徹。来年の第一回リランキングまでのツアー前期出場優先権を懸けた戦い(チャレンジ賞金ランキング2位から6位)は熾烈を極めた。

森田は初日75,2日目74と苦しみ、最終日もパープレーの72で回るのがやっとで、通算5オーバーでホールアウトした。この時点では、まだ情勢が混沌としていた。チャレンジ賞金ランキング18位の岩井亮磨が優勝争いを演じており、単独2位に入れば、森田を逆転するからだ。

森田は自分がホールアウトした後も優勝争いの模様を気にした。当然だろう。来年のツアーへの道が開けるかどうか、なのだ。結果は岩井が2位タイに終わり、森田の賞金ランキングの順位は変わらなかった。ホッと安どの表情を浮かべるも、浮かれた様子はない。

「今回は自分のゴルフが出来なかった。上位に入ってきめたいと思っていたのに。ドライバーがよくなかった」と悔しさがにじむ。「来年に向けて、もう明日からオフなのだから、トレーニングをしていきたい」と勢い込んでいた。せっかくの「チャンスなので」来年ツアーで大いに暴れて欲しい。2年前にわずか5万円差で翌年のツアー前期の出場優先権を逃した男が、今年は13万円差でその権利を手にしたのだった。

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