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中日クラウンズ 2005

真板潔が、首位浮上

年々、不安が大きくなっていく。プロ16年目。ゴルフ自体は、体に染みついたものがあるが、ただでさえ、故障の多い真板だ。腰痛はもうずいぶん前からだし、2002年にじん帯を断裂した左足首の傷は今でもうずく。
年齢を重ねるにつれて、体のほうはだんだん、思うようにいかなくなる。
「・・・今年も無事、シーズンを終えることができるのかなって。毎年、開幕はそっちの不安で、いっぱいになるんですよ」。
しかも今年の第1戦は、大雪が降った。故障を抱えたままの体には、かなり堪える気候だった。

2005年にカウントされる、昨年12月のアジア・ジャパン沖縄オープンから先週まで、3戦とも予選落ち。「まだ、一円も稼げてないんだよな・・・」自嘲気味に笑った。

それだけに、夏日に近い好天に恵まれた今週は、踏ん張りどころだ。
「それに、今週は大きな大会。気持ちも違う」と、気合が入った。
前日初日の65に続き、この日も66の好スコアをマークして、9アンダー。

先週のつるやオープンは48歳の直道が勝った。今週初日は、同じ45歳の芹澤信雄が好スタートを切った。
「こういう年齢になると、同世代の活躍がうれしい」。
この流れに、乗りたいところだ。

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