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金庚泰が単独5位へ浮上! <WGC金曜日>

今日の金庚泰は安定感抜群だった。
世界のトッププロが出場している今大会で、大会2日目の平均スコアが71.104(パー70)と、アンダーパーでのラウンドが難しい中、金庚泰は3バーディー、ノーボギーの67でホールアウト。
2日間のトータルを6アンダーとして昨日の9位タイから単独5位へと順位を上げた。

好調の要因は悩んでいたパットが安定してきたこと。
今年に入ってからパットの不調に悩み、他のパターを試してみたり、握り方を変えてみたりと試行錯誤を繰り返しながら今大会へ乗り込んだが、ようやく兆しが見えてきた。
「今日もグリーン上でパッティングのタッチとラインがうまく合っていた。だんだんミスをする回数が少なくなってきました。でもたまたまですね、まだまだ練習は必要」と明るい表情で答えた。

もうひとつの好調の理由はショットの安定感。
「ティショットはここ最近ずっと良い感じ。今日は後半数ホールだけ左へ乱れたが、前半も含めてほとんどフェアウエイをキープすることができた。狙ったところへ打てた」と説明。
「ショットもパットも少しずつだけど良いイメージができるようになってきた。このままのイメージをキープして行きたい」と好調の要因を語った。

昨年の今大会で6位タイと好成績を残している金庚泰。
今大会で、2日目を終えて首位とは5打差の単独5位。
優勝は意識するかと聞かれ、「スコアは良いけど優勝はまだまだ考えられない」と苦笑い。
「2日目が終わったところなので。明日のスコア次第かな」と笑顔で答え、「取りあえず明日も順位を上げられるように頑張ります。明日も自分のゴルフをするだけです」と力強く語った。

2010年度ジャパンゴルフツアーの賞金王が今大会の頂上を目指す。

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