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アコムインターナショナル 1999

先週のチャンピオン、川岸良兼

 先週のフィリップモリスチャンピオンシップで、4年半ぶりの優勝を飾った日曜日の夜はお祝いの電話やむせかえるほどの花束に埋もれ、「なんか眠れなかった」と川岸。疲れが吹き出したのか、同日深夜には40度の熱を出し、「死ぬかと思った。あれって知恵熱かな〜」と、首をかしげた。
「夜中に嫁さんを起こそうと思っても、布団から出たらすんごく寒いし、優勝したばっかりなのに、オレ、死んじゃうのかな〜(笑)とか思ったよ。これまで風邪ひいても、鼻水が出るくらいなのに、こんなに熱が出たのは初めて。これって、知恵熱かな〜…オレも知恵がついたってことなのかな。それなら嬉しいけど(笑)

 きょう(プロアマ水曜日)はもう熱は下がったんですけど、なんかショットの感覚がおかしい。妙にクラブが軽く感じるんですよね。特にアプローチでね、なんか変な感じ。

 でも、風邪ひいてもこれまで勝てなかった分を取り返したくて、今週も来ましたよ。なんか勝つことに欲張りになってるみたい。ポンポンと勝ちたいね。…なんて、いまは風邪ひいてるから、えらそうなこと言えないけど。明日いいスタートが切れたら、がんばろうかな。

 このコースは、非常にやる気になれるコースです。素晴らしいっていう噂はかねがね聞いていたけど、ほんとにいいですね。

 ラフから(のショット)だとなかなか出ないかもしれないけど、フェアウェーは広いし、状態もものすごくいい。

 こんなコースが日本にもあったんだ〜って思いました。『ニクラウス』の設計、そのものって感じのコースだね」 

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