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武藤俊憲『もっと経験が必要』 <WGC大会3日目>

昨日はティーショットの修正が功を奏して2バーディ、3ボギーの1オーバー。
今日こそはアンダーでまわろうと意気込んだ大会3日目だったが、ノーバーディ、3ボギーの73でホールアウト。
3日間のトータルを7オーバーとして53位タイから59位タイへと順位を下げた。
今日のファイアストーンCCは3日目にして一番涼しい朝をむかえたが、時折吹く風が選手を悩ませた。
「風を計算しながら立ての距離を合わせるのが難しかった。立ての距離が合わないと、横の距離もずれてきて・・・」と昨日に引き続いて「風のジャッジ」が難コースを一層難しくした。
「この天気でこの風だったら何番アイアン、と自信を持ってすぐに分かればショットの精度が上がるはず」と説明。
「ここのコース風は独特だと思う。日本でプレーをする時はここまでの風のジャッジはしない。考えさせられる事が多いし、いろいろな要素が絡んで難しいコースだと思う」と武藤自身改めて海外のコースの難しさを感じさせられた3日目だった。
「要は経験が足りないと言うこと。コースの手のひらの上で転がされている感じ。何とかなりそうで、何とかならない。もどかしいラウンドだよ」と悔しさをにじませた。
「でも、世界のトッププロが出場するこんな試合に出ることができて本当に幸せ。自分にとって良い経験になっていると思う」と語り、
「あと1日自分らしいゴルフができるように何とか頑張りたい」と明日を見据えていた。















