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「ザ・ロイヤルトロフィ」とは・・・

米国VS欧州の対抗戦「ライダーカップ」にならって2006年からスタート。アジアと欧州の初の対抗戦として産声をあげたが2008年は、開催国タイの国王の姉の逝去で中止。
今年で6回目の開催となる。

ゲーム方式は、アジアンツアー&ジャパンゴルフツアーの選抜と、欧州ツアーからそれぞれ8人が2人ずつコンビを組んで、初日(14日)は1つのボールを交互に打つフォアサム、2日目(15日)は2人別々のボールでプレーするフォアボール、そしていよいよ3日目の最終日(16日)がシングルスのマッチプレーで競いあう。

勝者には1ポイント、引き分けには両者に0.5ポイントずつ与えられ、その合計で勝敗を決定する。

初回から、2年連続でセベ・バレステロス率いる欧州チームが勝利。それから1回空いて2009年の3回大会は、アジアが悲願の初勝利をあげたが、そのあとは連敗が続いており、もう負けられない。今年は、3年ぶり2度目のリベンジに燃える!!

また今年は両チームにとっても、追悼大会でもある。昨年5月にセベがこの世を去ってから、初めての大会であり、両チームとも「セベに勝利を捧げる」と、燃えている。

今年は、例年のタイから開催国を移して、東南アジアのイスラム教国、ブルネイ・ダムサラームが舞台。常夏の国で、戦いの炎はなおさら熱く燃え上がる。

<アジア選抜チーム>

●キャプテン
尾崎直道(日本)

●アシスタントキャプテン
梁津萬(リャンウェンチョン、中国)

●選手 
金庚泰(キムキョンテ、韓国)
石川遼(日本)
藤本佳則(日本)
Y・E・ヤン(韓国)
裵相文(べ・サンムン、韓国)
J・M・シン(インド)
呉阿順(ゴアジュン、中国)
K・アフィバーンラト(タイ)

<ヨーロッパ選抜チーム>

●プレーイングキャプテン
ホセ・マリア・オラサバル<Jose Maria Olazabal>(スペイン)

●アシスタントプレーイングキャプテン
ミゲル・エンジェル・ヒメネス<Miguel Angel Jimenez>(スペイン)

●選手
フランチェスコ・モリナリ<Francesco Molinari>(イタリア)
ニコラス・コルサールツ<Nicolas Colsaerts>(ベルギー)
ゴンサロ・フェルナンデス・カスタノ<Gonzalo Fdez-Castano>(スペイン)
ヘンリク・ステンソン<Henrik Stenson>(スウェーデン)
ミゲル・エンジェル・ヒメネス<Miguel Angel Jimenez>(スペイン)
マルチェル・ジーム<Marcel Siem>(ドイツ)
エドアルド・モリナリ<Edoardo Molinari>(イタリア)

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