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井上忠久が6アンダー66をマークして、2位タイに浮上!

6アンダー66をマークして、2位タイに浮上した井上忠久
「QTはボギーを少なくする」というのが井上忠久の戦略だ。この日は前日に選手を悩ませた風も吹かず、雨でグリーンが止まりやすくなり「プレーしやすかった」というが、それでも「セーフティに、セーフティに」プレーしたという。

ドライバーが先週のカシオワールドオープンのころから「振り切れていないために」右へ曲がり始めたのだが、「アイアンショットが切れている」ので、この日6アンダー66をマークすることが出来た。

QTでは守っていただけでは、スコアを伸ばせず順位を落すし、かといって無理にせめて怪我もしたくない。その辺の攻守のバランスが難しい。その点、井上は「ウェッジで打てるところは狙い、引くところは引く」と攻めるところと、守るところをうまくマネージメントできている。「パー5では3つ、OKの距離に寄せてバーディ」を獲ったのが、その証拠だ。

これで通算6アンダーとし、首位と3打差の2位タイに浮上してきた。上位が見えてきたが「まだ2日しか終わっていない。安全運転で、時速60kmであと4日しっかり自分のやるべきことを」すると揺るがない。目標は「5位以内」。井上はしっかりと上位を見据えている。

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