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武藤俊憲『ダブルスコア以上だった・・・』 <WGC大会最終日>

今日の大会最終日の武藤は、1バーディ、5ボギーの4オーバーでまわり、74でホールアウト。
4日間のトータルを11オーバーの67位タイで今大会を終了した。

「とにかく長い1週間でした・・・」と疲れた表情の武藤。
「4日間で一度もアンダーでまわれなかった。こんなに上手く行かない4日間はめったにない」とため息交じりで語った。
長距離の移動や時差の調整など日本人選手にとってハンデはあるが、「いろんなものが見えました」と語る。
「コースマネージメントやジャッジメントはやはり日本との違いを感じたし、フェアウエイを外した時のリカバリーや、そこを攻めて行くのか!?というような自分では思いつかないコースマネージメントなどをたくさん見せてもらえました」と4日間を通して初めて経験できたことを語った。

「少なくとも視野は広がりました。もっとゴルフの精度を上げて、体力もつけて望みたい。やらなくては行けないことがたくさん見つかりました、とても刺激になりました」とコメント。
「また出直して来いっていうことでしょう。世界との差はダブルスコア以上でしたから」と悔しそうに語った。

最後に「今回の成績はもちろん納得がいきませんが、まだ自分のゴルフ人生は長い。また日本のトーナメントで勝ってチャンスがあればこの大会に出場したいです」と抱負を口にした。

明日には日本へ帰国をする武藤。
今大会で学んだこの経験を活かして次週からの日本国内のトーナメントでの活躍を期待したい。

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