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つるやオープン 1999

加瀬秀樹、190ヤードの16番ショートホール、7番アイアンでホールインワン!

その瞬間、加瀬は思わず叫んでしまった。
「イン・ザ・ホール!!」
190ヤードの16番ショートホール。
7番アイアンで放った球は、ピン手前右5メートルのところに落ちると、そのままラインに乗ってカップイン!
自身、ツアー3度目のホールインワンに、「嬉しくて、外人のキャディさんをつけていたこともあり、おもわず英語が出てしまって」と照れた。
前半、10番までで4バーディの快調な滑り出しに、気を良くしていたのもつかの間、11番ショートで左バンカーに打ちこみ、寄らず入らずのボギー。
「イヤな流れになるのかな」と思った矢先のエース達成で、一挙にスコアを伸ばして通算8アンダー。
前日の39位から、6位グループに顔を見せた。
「16番は、カップインの瞬間がきれいに見えて、気持ちよかった。他に入るべきパットも入っているし、明日からがんばろうという気になってきましたよ」。
主催のつるや株式会社からの200万円のホールインワン賞金は、
「とりあえず、仲間におごっちゃおう」
と太っ腹。
意気揚揚と最終日に臨む。

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