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選手会・理事会副会長に就任、室田淳と田島創志よりご挨拶

15日のジャパンゴルフツアー選手会理事会で選出された手嶋多一をサポートしていく立場となったのが48歳の室田淳と27歳の田島創志。副会長に就任した2人は口をそろえて「ゴルフ界発展を目指す」と語り、一致団結した。

「ゴルフファンのみなさん、あけましておめでとうございます!

このたび、選手会副会長に就任することになりました室田淳です。1年間、どうぞよろしくお願いいたします。

僕らは自分の職業として“優勝”や結果を追い求めていくと同時に、プレーを通じてゴルフの楽しさを多くの人たちに知ってもらうという責任があります。

トーナメントで良いプレーを見せるというのはもちろんのこと、ジュニア育成のためのレッスン会に参加したりといった試合以外の活動を通じて、ツアー界、ひいてはゴルフ界の発展に努めていきたいと思っています。今年も僕ら選手ともども、ジャパンゴルフツアーをよろしくお願いいたします!」室田淳

「僕が個人的に、トーナメントに出ていていつも感じることは、まだまだ、選手とファンのみなさんの間の垣根が高いなあ、ということです。もちろん、僕らにはまず試合でよいプレーをする、ということが大前提で、そのためにはある程度の境界線も必要ですが、それでも、もっともっと歩み寄れる部分があるような気がしています。ギャラリーのみなさんにはただ「試合を見る」ということ以外に、「まずはゴルフ場に足を運ぶ」というもうひとつの目的もあると思う。僕が生まれてはじめてコースに出たときまず感じたことは、「ゴルフ場って広くてとっても気持ちいいなあ!」といういたって素朴な気持ちでした。それと似た爽快感を味わうために、コースに来てくれる人も、きっと多いと思うんです。

ファンのみなさんのそういう気持ちを大事に、たとえば若い人がデートスポットにトーナメント会場を選んでくれるような、そういう環境作りにも力を入れていきたい。そういう取り組みから、もっともっとコースに足を運んでくれる人が増えたら、最高ですね」田島創志

写真=このたび選手会副会長に選出された室田(=右)と田島(=左)ががっちり握手。「僕らの活動を通じて、多くの人がゴルフの楽しみを知ってくれるといいな!」(室田)。

※なお、この日選手会長に選出された手嶋多一は今週の米ツアー『ソニー・オープン・イン・ハワイ』のテレビ解説のため現在ハワイ滞在中、また副会長の伊沢利光は風邪のため大事を取って、選手会理事会を欠席しました。

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