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厳しい結果になったが得たものは大きい

まずは予選通過を目指した矢野
★このような大会に出場することの意義<矢野東>

2日目は低い球で固く固くプレーする事を肝に銘じて臨んだ矢野東。
「17番までは、このホールをなんとかバーディを取って8オーバーでホールアウトしようと思ってプレーしていましたが、2mくらいのバーディパットがカップに蹴られてしまったのでなんとか最終ホールをパーであがって9オーバーにしておきたかったんですが、18番のティーショットで情けないポットバンカーに打ってしまって、コースマネージメントなんてあったもんじゃないミスをしてしまってボギーなのでしょうがないですね。

プレーヤーとしての経験知数を上げていくうえで必要不可欠な高いフィールド。「このような大会に出ないより出た方がいいですから、このような中でやらないより、やった方がいいですから」と全英オープンに出場できた事を決して後悔していない。

★今回学んだ事も多いし来て良かった<谷原秀人>

「バーディがなかなか取れなかった。」と肝心なところでパットが入ってくれなかった谷原。一昨年の全英オープンで5位タイに入った時と今回との違いを聞かれると「あの時はパットがよく入っていましたからね。」とパッティングの違いを語った。

ホールアウト後、記者団から質問を受けている最中、2日間一緒にラウンドしたフィル・ミケルソンが横を通り「素晴らしい選手です。タニハラさん」と谷原に握手を求める場面もあった。ミケルソンとのラウンドを2日間見て、「攻める所、守る所がはっきりしていますね。」とコースマネージメントを学んだ。

このようなコースは日本にはない。ここ全英オープンに来て初めて学ぶ事が多いだけに「このような結果になって悔しいですけど、今回学んだ事も多いし来て良かったと思います。」と谷原も後悔はしていない。
  • 矢野はトム・リーマンとジョアン・エドワースと同組
  • 初日悪天候の中頑張った谷原だが
  • 谷原もフィル・ミケルソンとポール・ケーシーから多くを学んだ
  • 今年の谷原の全英は終わった

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