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ANAオープン 2010

ドライビングディスタンス賞はタイのキラデク・アフィバーンラト

104キロの体重で、地団駄を踏んだ。12番を終えて、通算8アンダーは、まだ優勝争いに加わる可能性も十分にあった。
「残りの6ホールで4つバーディが獲れるチャンスがあったんです」。

しかし、13番でせっかくのチャンスを3パット。結局、後半のバーディは15番のひとつしか取れずじまいで、池田に追いつく機会も見失った。

通算9アンダーは4位タイも、ホールアウト後はその埋め合わせも十分の、おいしい特典がついてきた。

輪厚の12番と17番で計測のドライビングディスタンスで、2ホールの4日間平均は312.13ヤードを記録して、ランク1位に。

札幌全日空ホテルと、ANAクラウンプラザホテル千歳提供の賞金50万円獲得に、ようやく笑顔を取り戻した21歳は、「これで6連戦。さらにこのあと6試合が続くので、ホテルなどの支払いに使わせていただきます」と、茶目っ気たっぷりに笑った。

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