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東海クラシック 2000

三好の新名物②

大会特別新人賞

 今年、新たに設けられた『Rookie of The Tokaic Classic』、ツアープレーヤーに転向して3年以内、またはツアートーナメント出場が通算30競技未満で、最終成績が最上位だった選手に新人賞として100万円(複数均等割)が贈られるというものだ。

 現在、この賞にもっとも近いところにいるのが、ツアープレーヤー1年生の今井克宗だ。
 この日は、ドライバーショットが冴えて、69でまわって通算3アンダー、12位タイにつけて、「いやあ、僕はそういう賞の類にまったく縁がなくて…。明日以降は崩れて、きっとダメでしょう。でも、もちろん狙いたい気持ちはあります。10万円は大きいですからね!」と話した。

 地元・名倉CC(愛知県・北設楽郡)所属の山中拓にも期待がかかる。
 山中は、本格的にゴルフを始めたのが24歳と遅かったため、ツアー出場は今年8月の NST新潟オープン以来、マンデートーナメントで出場権を勝ち取った今大会と、まだ2度目。
 ティグラウンドに立つと、地元ファンの大声援も飛び、「毎日、手がプルプル震えるほど緊張してます」と34歳ながら、まだまだ初々しい新人ぶりだが、通算1オーバー 38位タイで人生初の日本ツアーでの予選通過を果し、残り2日、新人賞をかけて全力で戦う。

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