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麻倉JGTOチャレンジⅢ 2009

アジアでの経験を活かし、安定したプレーを続ける市原弘大

好調をキープしている市原弘大
今シーズン、チャレンジ7試合中ベスト5入りが4回(2位3回、4位1回)と抜群の安定感を誇るのが市原弘大(いちはら・こうだい)だ。先週の大会でも2位に入っており、シーズンを通して安定したプレーを続けている。

その好調な要因を「アジアでの経験が活きてきている」と分析する。昨年アジアンツアーに参加し、13試合に出場、10万3,776ドルを獲得し、賞金ランキング56位だった。今年も10試合に出場し、ベスト10以内が3回(5位1回、8位1回、9位1回)とすでに6万525ドルを稼ぎ、現在賞金ランキング31位につけている。「試合中でも悪いなりに対処が出来るようになった。引き出しが増えた」ことで、調子が悪いときでもスコアをまとめられるようになった。

あとは「優勝」の2文字が欲しいところだ。先週も「感じは悪くなかった。でも勝つには、もうひとつ、ふたつ入らなかった」と、優勝とは紙一重と言った感じだ。

チャレンジトーナメントの年間獲得賞金ランキング第1位者には翌年1年間の出場資格が、また2位以下の上位6名の選手には翌年前期のツアートーナメントへの出場優先順位が与えられる。
現在3位につけている市原は、このままのプレーを続けていれば、来年のツアーが見えてくるが、やはり優勝して決めたいところだ。
舞台の麻倉ゴルフ倶楽部の印象も「林間コースは嫌いではないので、イメージはいい」と手ごたえをつかんでいる。麻倉JGTOチャレンジⅢでのプレーが楽しみだ。
  • 舞台となる麻倉ゴルフ倶楽部

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