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中日クラウンズ 2008

マキロイは33位、フジカワは48位

2日でコースを去った石川のかわりに奮闘したのはローリー・マキロイとタッド・フジカワの10代コンビだ。

18歳のマキロイ(=写真上)は「今日は、ほかの3日間に比べてアイアンのキレが戻った」と、この日最終日は2アンダーをマーク。
「昨日、試合後にスイングの調整をしたのが良かった」と、通算2オーバーは33位タイで初の日本ツアーを終えて、「機会があれば、また日本に戻ってくる。そのときはもっとたくさん見せ場を作ります」と約束した。

フジカワ(=同下)はこの日イーブンパー。2番パー5ではイーグルを記録して、「ショットもパットも、昨日より良くなったし、今回の結果は自信になった」。
アマチュア時代から数えて日本ツアー3戦目にして初の決勝進出には、確かな手応えがあったようだ。

声援を受けるたびに、あどけない笑顔でニッコリと応える。日本のファンに名前を覚えてもらおうと、来日前に漢字を猛勉強。
ハワイ出身の日系4世はサイン色紙に1枚1枚、丁寧に「藤川」としたためる親日ぶりだ。

次の来日は昨年、石川が史上最年少優勝を飾ったマンシングウェアオープンKSBカップという。
「日本は人も、食べ物も大好き」という17歳。
「いつもすばらしい経験をさせてもらえるから5月が楽しみ。みなさんに活躍を見せられるよう頑張ります」と誓って帰国した。



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