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三井住友VISA太平洋マスターズ 2007

スティーブン・コンラン「最終日こそ、キャッチする」

今週のドライビングディスタンスは3日間平均269.50ヤードで43位。単独首位につけた同郷のブレンダン・ジョーンズには、確かに飛距離では敵わないが、これでもよく頑張っているほうだ。537ヤードの11番パー5でイーグルを奪った。残り242ヤードの第2打は、スプーンでグリーンをキャリーオーバー。奥から6ヤードの第3打はパターで入れた。

228ヤードの17番パー3は、4番アイアンで打ってやはりこれまたグリーンをオーバー。「ここで5番アイアンなんか、これまで握ったことなかったからね。まさか、4番でキャリーするなんて思ってもみなかったんだ。僕は間違っても飛ばし屋じゃないけれど(笑)。でも最近、僕なりにパワーがついているのかもね」。

最近、コンランの飛距離が伸びている秘密は「ガーデニング」だ。
そう言うと聞こえはいいが「まあ、要は草刈だね」と、笑う。今年春に豪州のサウスウェールズに建てた新しい家は庭が広く約100平方メートルも敷地がある。

「そのうち、練習用のアプローチグリーンなど」とは思いつつ、試合が忙しくていまだ実現せず、ほっておくと雑草は伸び放題。

「だからこうして、さ」と、鍬を振り上げるかっこうをして、「草を刈っているうちに、勝手にパワーがついたのかもね」と、笑った。

首位のジョーンズとは4打差。
9つも年上の41歳は、パワーと若さでは負けるかもしれないが、何より豊富な経験がある。
「明日こそジョーンズをキャッチしてみせるよ」と、張り切っている。

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