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ダイドードリンコ静岡オープン 1999

7アンダーで首位に立った金 鍾徳

韓国ソウル出身。
97年のアジアンツアー・キリンオープンで優勝したときの記者会見では、ほとんどしゃべれないかった日本語を、今回はずっと上手に扱った。
「テレビを一生懸命見て、勉強しています」という。
この日はドライバーと、アイアンが冴え、その上、不調だったパッティングをややオープン気味に構えるようになって、「すごく良くなった」。
3拍子揃えば、怖いものはない。
8つのバーディ(1ボギー)で一挙に7アンダーまで伸ばし、首位発進した。
「きょうは暖かだったし、風もなかったし、ナイスコンディションね」。
昨年は、アメリカ、ヨーロッパ、日本、そして母国の韓国ツアーと、世界を股にかけて戦った。それも、「疲れてしまったから」と、今季は主戦場を、日本と韓国に絞り込む。
「4つ日本で出て、1週間、韓国に変えるスケジュールでやっていく」。
また日本ツアーに、手ごわいメンバーが増えることになる。

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