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東建ホームメイトカップ 2009

金鍾徳(キム・ジョンドク)は復帰戦で優勝争い

日本ツアーで4勝のベテランが、姿を消したのは昨年9月。深刻な内臓疾患で、ほとんど寝たきりの生活を送り、いよいよ12月には母国・韓国で入院。
一時は5キロも体重が落ちたが、「今は9割方、良くなりました」と、特別保証制度の適用を申請してこの開幕戦が復帰戦。

久しぶりに明るい笑顔を見せたと思ったら、いきなり優勝争いに食い込んだ。
3日目を終えて、通算6アンダーは3位タイ。

3アンダーで迎えた18番で、この日初のボギーを打った。風の計算ミスで、第2打を右バンカーに打ち込んで寄せきれなかった。しかし、後味の悪い終わり方にもやっぱり笑顔は絶えなかった。

「試合に出られるということがただただ、嬉しくて。やっぱり、プロは試合に出ることが一番の薬ですね」。
そして、それ以上に良い薬はやっぱり優勝……!?

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