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石川遼は落選…全米オープン最終予選

右から、出場権を獲得したムラカミとパリ−。17歳のアマチュア伊藤涼太くん(左)も挑戦したが、10位で権利を逃した<写真提供・(財)日本ゴルフ協会>
5月26日(月)、大阪府の茨木カンツリー倶楽部・西コースで全米オープンの最終予選(セクショナルクォリファイング)が行われ、通算6アンダーをマークした豪州のクレイグ・パリーと、フィリピンのアルテミオ・ムラカミが出場12人中資格が与えられる2枠に入り、6月12日から米トーリーパインズで開催される本戦の出場権を手に入れた。

パリーは、これが14回目の出場となる。93年には、3位の成績を残している。
米ツアーでの優勝経験もあるが、今年は日本ツアーを主戦場にしており、先週のマンシングウェアオープンKSBカップでは、谷口徹にパッティングを教わったそうで「今日も良い感じでプレーが出来た」と、賞金王に感謝した。

フィリピン生まれながら、日本にルーツを持つアルテミオ・ムラカミは昨年8月のアジアンツアー「イスカンダー・ジョホールオープン」で初優勝を上げるなど、今めきめきと力をつけている選手だ。
2003年には母国の英雄、フランキー・ミノザのキャディをつとめた。
日本ツアーで戦っていた時期もあり、登録名は村上弘正。今年もファイナルQTに挑戦する予定という。
初めてのメジャー切符には「実感がないけど、楽しみです」。
日本にもなじみの深い2人が、世界の舞台に挑む。

なお、注目を集めていた石川遼は前半の18ホールでショットが乱れ、4オーバーと出遅れた。
後半の2ラウンド目に67と巻き返したが、通算1アンダーは9位で本戦切符を逃し、「経験が足りない」と反省を口にした。

また、先週のマンシングウェアオープンKSBカップを例にあげ、「今日の前半は、先週の初日と同じようなゴルフをしてしまった」と、振り返る。
先週も初日に出遅れながら、大会2日目に「別人のゴルフ」で巻き返したものの、決勝進出に2打足りなかった。
「緊張して頭が堅いと身体も堅くなる。今日も、気持ちだけで9打違う」と、石川。

「1日で5オーバーはもったいない。今日の2ラウンド目のようなゴルフが毎回出来ればトーナメントで勝てると思うが、毎回続けられないのは実力不足。通らなかったことは悔しいけれど、世界はまだ遠いことを結果が教えてくれました」。

それでも、この日の2ラウンド目には「収穫もあった」そうで「前半でオーバーして学んだことが生きた。悪いときでも、パープレーで回れる選手になりたい」と、今後の目標を口にした。

なお、そのほか全米オープンに出場する日本勢は、昨年の賞金王・谷口徹と賞金ランク2位の片山晋呉と、先の米ツアーAT&Tクラシックで初優勝をあげた今田竜二の3人。

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