マレーシアのクアラルンプールにあるサウジャナＧ＆ＣＣで行われていたアジアと欧州共催のメイバンク・マレーシア・オープンで、今季初戦を迎えた片山晋呉（＝写真）は、21位タイに終わった。

前日３日目に30位タイはスタート前に、この日の目標を「20位内」と定めたが、わずかに及ばなかった。
「ちょっと届かなかったけど」と悔しがったがしかし、４日間ともマレーシアの強い日差しに負けない笑顔を地元ファンに振りまいた。

「久しぶりの試合という意味では、楽しくいいゴルフができた」と満足そうに、「アジアのトーナメントの雰囲気は、とってもいいね！　ここでもやっていけそうだよ、俺！」。
これからマスターズまで実戦中心の２ヶ月間は、まずは充実の１週間からスタートできたようだ。

そのほかの日本勢は市原弘大（＝写真下）が37位タイ。本格参戦１年目の昨年は、シーズン始めにぎっくり腰で約２ヶ月間を棒に振りながら、トップ10が２回。賞金ランクは56位。
トラブルをものともせず、初シード入りを果たせたことが、大きな自信となっているはずだ。
２年目の今年の目標は、もちろん「優勝」。
このあと、アジアンツアーのインドネシアオープンに出場し、いよいよジャパンゴルフツアーのチャレンジトーナメント開幕戦「Novil Cup」（4月10〜12日、徳島県Ｊクラシックゴルフクラブ）に挑む。
プロ９年目の26歳が異国の地でもまれてきた成長のあとを、ホームツアーでも披露できるか。

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