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デサントクラシック マンシングウエアカップ 1999

プレー中断中の選手の表情

中断中、クラブハウスで気晴らしに談笑する選手ら
プレー中断の間、選手らはクラブハウスでくつろいだり、練習場で球を打ったり、思い思いの表情で、待ち時間を過ごしていた。

「こんなに晴れてるのに、プレーできないなんて信じられない」とは芹澤信雄。「でも、ボールがグリーンの外まで出ていっちゃうんだから、どうしようもないよ」と今度は倉本昌弘。「この風の強さは、実際にプレーした人でないとわからないよ」と話した。
1番のセカンド地点でプレー中断となった横尾要は、鈴木ディレクターにこんな質問をぶつけていた。
「ピックアップしたボールって、拭いちゃってもいいんですか」。
そして、そ〜っとじゅうたんの上に置いたボールには点々と泥が。
マークして、拾い上げたものの、『プレー中のボールは拭いてはいけない』とのルールが気になり、中断から1時間以上たっても安易にボールが触れない。
ポケットにもしまえない状態で、困り果てていたらしい。
「中断が理由で、マークして拾ってきたボールは拭いても構わない」との回答を受けて、ホッとして、タオルでゴシゴシ泥をぬぐっていた。
  • パット練習に励む吉村金八(初日2位)

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