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ファイナルQT初日が終了!

ファイナルQT初日、来年度への出場権を賭け総勢196名のプレーヤーが最後の戦いへの火蓋を切った。
昨年に引続き、舞台となるのは茨城県『セントラルゴルフクラブ』(東・西コース)。11月28日(水)〜12月1日(土)の4日間を予選、12月2日(日)〜12月3日(月)の2日間を決勝とし、計6日間の長い戦いがいよいよスタートを切った。

6日間にも及ぶ長い戦いの初日を7アンダー、首位タイで終了したのはクレイグ・ジョーンズ(豪州)、前田雄大、塚田好宣の3人。前田はこの日のラウンドを振り返り、「ショットの好調に加えて、パットが良かった。」と、しっかりと感触を掴んだ様子。
中でもこの日の流れを決定づけたのは後半の4番ホール。ピン手前10メートルからのぼりの難しいラインを完全に読みきり決めたバーディパット。
その後もノーボギーで終了するなど、幸先の良いスタートを切った。
この日、会場には前田の愛息 大耀(たいよう)君、3歳の將凰(しょうおう)君1歳、が駆けつけ前田にとってもこれ以上にない、心強い応援となったことだろう。

同じく初日を首位タイで終了した塚田好宣は(西コース・アウトスタート)、「一年のうちこういう日があっても悪くないのかな」と、この日を振り返った。
13番ホール(538Yds, Par 5) ではセカンド残り221ヤードを8番アイアンでピン右下6メートルへ。そこからの軽いフックラインのイーグルパットを難なくおさめ、さらに気持ちにも余裕が出来た。明日の目標については、「まだ5日あるので、最終日にも力をだせるように、ゆっくりいきます」と、しっかりと自分のペースを維持する心構えだ。

予選2日間は東西2つのコースを交互にプレーするため、難度の違いから正確な順位を把握するには明日の2Rを終了してからとなる。

予選4日間72ホールを終了した時点で上位90位タイまでの選手が決勝ラウンドの2日間に駒を進めることが出来、決勝ラウンドに進んだ選手と来季の出場権を既に保持している選手が2008年度のジャパンゴルフツアーメンバーとなる。

最終的にファイナルQTの上位30位くらいまでに入れば、リランキングが行なわれるまでの来シーズンツアー前半戦のほとんどの試合に出場することが可能である。

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