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東建ホームメイトカップ 2010

丸山大輔「多度を克服したい」

このジャパンゴルフツアー開幕戦は、毎年「他人事」だった。エンジンがかかるのが遅いのが、いつものパターン。タカをくくっていたが、昨年はさすがに泡を食った。

9月に入っても、600万円しか稼げていない。
「シードもやばいんじゃないか・・・・・・」。
危機を感じてようやく尻に火がついた。

シーズン途中としては、異例のトレーニングに着手。アスリートのためのウェアメーカー「アンダーアーマー」と契約を結び、都内のジムに通いつめ、いちから体を作り直した。

さっそくその結果を出したのが、「アジアパシフィック パナソニックオープン」だった。

難コンディションの中でもぎとったツアー通算2勝目が、効果のほどを物語っていた。
「いかに体が大切か。思い知ることが出来た」と振り返る。

このオフも、その思いのままシーズンを過ごした。同時に、クラブ調整にも例年以上に力を入れた。
「今年は開幕から行けるように、きっちりと準備してきたつもりです」。
その言葉を裏付けるのが、この日の2位浮上だ。

通算4アンダーの単独首位に躍り出た直後の7番以降は、しばらく強いアゲンストのホールが続く。
案の定、痛恨の4連続ボギーを打って「どこまでこの苦しいのが続くのやら」との不安はしかし、「みんなも苦しいのだから。せめてこれ以上は崩れないように。まだあと1日あると思ってやった」と、気持ちをうまく切り替え、乗り越えた。

これまでは、「まったくイメージが持てなかった」開幕戦Vが、今年は手の届くところにある。
「ここで良い成績を残せた試しがないので、ぜひ多度を克服したい」。
厳しい鍛錬で、すっかり生まれ変わった2010年を、スタートダッシュで飾りたい。

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