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Novil Cup 2009

ツアー2勝、欧州ツアー1勝の実力者、葉偉志が腰痛から本格復活。優勝候補の台風の目に

今季はアジアンツアーでも参戦する葉偉志
ジャパンゴルフツアーでは2003年の「ANAオープン」、2006年の「セガサミーカップ」とツアー2勝を挙げており、2000年に欧州ツアーとアジアンツアーが共催する「マレーシアンオープン」優勝、欧州ツアーへの参戦経験を持つ実力者の葉偉志が4アンダー・68のスコアで3位タイの好スタートを切った。
ツアーでも飛ばし屋として知られている葉偉志は2003年のツアー初優勝から2勝目を挙げた2006年まで4年連続で賞金ランキングでのシードを手にしていた実力者だが、連戦と車での長い移動の影響で、ゴルファーの職業病とも言われる腰痛に悩まされるようになり、ついに昨年シード権を喪失してしまった。

「ずっと腰が痛かったけど、シーズンオフにしっかり休んだり、下半身を鍛えて腰への負担が減るようなトレーニングをした成果もあって、ゴルフをしてもプレーが気にならないくらいまで腰痛がよくなってきた」とホールアウト後、笑顔で話をしてくれた。

腰痛さえ解消されれば、ツアーで優勝争いを繰り広げる実力を持つ選手だけに、今週のチャレンジトーナメント開幕戦『Novil Cup』の優勝争いの台風の目となりそうだ。

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