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フジサンケイクラシック 2009

ツアー秋の陣、賞金レースが激化!!

池田と
9月に入り、いよいよツアー後半戦も見逃せない展開になってきた。先週の「VanaH杯KBCオーガスタ」の最終日に、自己ベストを2打更新する63の猛攻を見せた池田勇太が石川遼を逆転、今野康晴とのプレーオフ2ホールを制した。

7打差の独走でツアー初優勝を飾った6月の日本プロに続いて、今度は大逆転のツアー通算2勝目をあげて、賞金ランクは1位に浮上。

3位に敗れた石川も、片山晋呉を抜いて同ランクは2位につけ、賞金レースの行方ががぜん、楽しみになってきた。

石川と並んで今季2勝の池田は「2つ勝てたんだから、次はすぐに3勝しろってか」とおどけつつ、即座に次の目標を掲げた。
「いまは普通にやっていれば、すぐに優勝争いが出来るような気がする」と、言ってのけるほど、波に乗っている。

石川も1打差3位と敗れはしたものの、「ショットの安定度は4日間で最終日が一番良かった。1年以上前から、今シーズンの秋を楽しみにしていた」と話し、今週のフジサンケイクラシックの会場の富士桜カントリー倶楽部は「ツアーの中で、一番好きなコースなので楽しみです」と、好調ぶりを匂わせている。

池田がなっても、石川がなっても、いずれも73年のジャンボ尾崎の26歳を抜く史上最年少の賞金王が誕生することになり、今週も23歳と17歳の対決から目が離せない。
  • 石川。この秋は、23歳と17歳の史上最年少賞金王対決の構図が現実味を帯びてきた…!

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