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フジサンケイクラシック 2009

近藤共弘は富士桜のキャディさんと二人三脚

先週は、苦手な高麗芝。そして今週は、見下ろす富士山から目があると言われ、また高低差の錯覚もあり、2週続きで難解なグリーンに実に5年ぶりにハウスキャディを起用した。

これが当たった。
ハウスキャディの矢嶋志帆さんは、22歳の若さながら、富士桜ですでに4年のキャリアがあり、コースを熟知している。

パッティング時はもちろん、さらにはアプローチを打つ際のアドバイスも的確で、頼りになる。「13番のチップインもそう」。

矢嶋さんの読み通り、ボールは下りのスライスラインを描いてみごとにカップインした。
チップインバーディに「普通なら、ああいう風には打たなかった」と、感謝した。
通算3アンダーは6位タイに「今年、今ひとつ優勝に届かなかったのは、パットが入らなかったから。でも今週は彼女のおかげで安心して打てるから。期待できそう」と、心強い相棒を得て、ツアー通算5勝目の自信も出てきた。