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アジアパシフィックオープンゴルフチャンピオンシップ パナソニックオープン 2009

日本勢にしてアジアンツアーの資格で参戦、7位タイの清田太一郎

あの片山晋呉がここで「7」を打った。通常営業ならパー5の12番パー4は、484ヤードと長い上に、残り平均200ヤードの第2打が、急激な打ち上げになっている。
片山は、右ラフからの第2打でOBを打った。

しかも、ここでこの日バーディを奪った選手は一人もおらず、この日の平均ストロークは4.977。今季これまで全13試合の中でも、もっとも難しいホールは「ここは5でいい」と、はなからボギー狙いの選手もいるほどだ。

どんなにスコアを伸ばしていても、この12番を通り過ぎるまで、安心出来ない。
この最難関ホールで清田もまたショットがゆるんで寄せきれずにボギーを覚悟したが、7メートルのパーパットが入って、この日最大のピンチを回避した。
「ここでパーならむしろ、1個儲かった気分」とがぜん気持ちも前向きに、続く13番からの連続バーディで、流れを作った。

アジアと日本の両ツアーから、約半数ずつ選手たちがエントリー。また獲得賞金が、両ツアーの賞金ランキングに加算される今大会に、アジア枠から出場しているのが清田だ。

お隣のツアーでは、2007年の初参戦から2年連続のシード権を獲得している選手も日本ツアーでは今はまだ、二部ツアーのチャンレジトーナメントランク5位の資格で参戦するのが精一杯。

もし、ここで勝てば両ツアーでの初シード入りと初優勝がかなうがこの2年間、世界各国を渡り歩いてきた選手には、日本とか、アジアとかのこだわりは、もはやない。

アジアで幾度か優勝争いを繰り広げてきて思うのは、「強くなりさえすれば、どこに行ってもやれる」ということ。
「だから、日本とかアジアとかにこだわらずに今週も、数あるトーナメントの中のひとつとして全力を尽くしたい」。
プロ7年目の29歳はもはや、枠を大きくはみ出して、さらに大きく羽ばたこうとしている。

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