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VanaH杯KBCオーガスタ 2009

石川遼を追いかけて…!!

プロアマ戦の合間を縫って、石川と談笑する伊藤くん(左)は、史上最年少での予選通過に注目が集まりそうだ
17歳にして、すでにツアー通算4勝。プロを目指すジュニアの子たちにとって、いまやヒーローといえば石川だ。

憧れの背中を追いかけて、今週は4人のジュニアが参戦する。

2006年からスタートした「ジュニア育成プロジェクト」は朝日放送と、瀬戸内海放送と、九州朝日放送の“テレビ朝日系列3社”が有望なジュニア選手に対し、各社主催のトーナメントへの出場チャンスを与えようという試みだ。

今年は、九州朝日放送主催の「VanaH杯KBCオーガスタ」がその第1戦にあたる。
全国高等学校ゴルフ選手権 春季大会の優勝者の森博貴くん(福井工業大付属福井高3年)と、ジャパンジュニアゴルフオールスターの覇者中里光之介くん(杉並学院高2年)と、第16回KABジュニアゴルフ選手権のチャンピオン香妻(こうづま)陣一朗くん(日章学園中3年)と、そして藤沢市立湘洋中2年の伊藤誠道くんが、プロの舞台に挑戦する。

今年の全日本パブリック選手権と関東ジュニアと関東アマを制した伊藤くんは、7月の日本アマでは史上最年少の13歳と11ヶ月で決勝ラウンドに進出。

絶好調のまま、今週は14歳と20日のツアー史上最年少の予選通過を狙う。
ツアーは昨年11月のキヤノンオープンが初出場だった。2日目に6バーディを奪いながら、1打足りずに予選落ちした。今週こそ、そのリベンジだ。

会場で再会した石川に激励を受けて、「1人でも2人でもプロに勝ちたい」と、力がこもる。

石川とは高校のひとつ後輩の中里くんは、今週火曜日に先輩と9ホールの練習ラウンドを行い、「去年一緒に回ったときよりも20ヤードくらいは飛んでいた。凄く上手くなっている」と大いに刺激を受けた。
「遼先輩にも勝ちたいけれど、でもまずは予選通過を」と抱負を語る。

香妻くんは、2つ上の姉、琴乃さん(日章学園高2年)が、6月のサントリーレディスで30位につけるなど、次世代を担う女子ゴルファーとして注目を集めており、姉弟揃ってツアーでの大活躍に期待がかかる。「初日はパープレーで回って2日目にアンダーを出したい」と、本人もやる気だ。

そんな可愛い後輩たちに、石川も「最終的には同世代の選手たちと、最終日最終組で回りたいという僕たちの夢に着々と近づいている」と、目を細める。
「ジュニアのトップクラスの選手たちがツアーに出ればいい経験になるし、僕にも刺激になる」。
今週は特に、あとに続く後輩たちの牽引役としてのプライドを見せたいところだ。

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