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東建ホームメイトカップ 2009

今季初シードの津曲泰弦は「遼くんより目立ちたい!」

予選ラウンドの組み合わせは矢野東と石川遼と、そして津曲泰弦(つまがりたいげん)。昨年の賞金ランクは資格のある上位70人目にあたる73位とまさにボーダーラインぎりぎりで今季初シードを果たしながら、開幕戦からこれほど注目の組に放り込まれたこと

に、一番驚くのは本人だ。
「組み合わせを見てびっくりして…」と、目を丸くしながら「でも嬉しい。常に遼くんのそばにぴったりついてテレビにいっぱい映ろう」と、おどけて笑った。

同時に、対抗心を燃やした。
「そりゃあ、意識してます。遼くんには絶対に勝ちたい」。
特に、昨年平均296.08ヤードを記録して、ドライビングディスタンス1位に輝いた津曲にとって、何より飛距離で負けたくない。

「明日、明後日とどれだけ遼くんを置いていけるか」。
強気なことを言ったしりから「なんちゃって、そんなこと言ってて逆に遼くんに置いてかれてたりして…」と苦笑しつつ、「すんごい楽しみ」と、“初対決”にひそかに心躍らせる。

23歳のルーキーは、もちろん他の面でも17歳に先んじたい。
「小技でも、スコアでも遼くんには負けられない」。
その準備も万全だ。

このオフはもっぱら、ツアー2勝の武藤俊憲と過ごした。
4年前の学生時代、アルバイトで津曲がキャディバッグを担いで以来、慕っている先輩と、トレーナーの小林宏平さんの指導のもと腹筋や300メートルダッシュなど経験したこともない過酷なメニューと向き合った。

あまりのきつさに、1月7日の合宿初日は幾度となく吐き、夕方には自力で立ち上がることすら出来ず、武藤の自宅に泊めてもらったほどだ。

こんな日々がほぼ毎日。
おかげで、昨シーズン末に102キロの“大台”に乗った体重は、目標どおり10キロ減。
小林さんからすれば、92キロはまだオーバー気味のきらいはあるが、スッキリとしまった体で新シーズンを迎えることができて、本人としては納得している。

今季の目標はシード権の確保や、初優勝などいろいろあるが、まずは今週。
「遼くんより目立ちたい!」。
ド派手なスタートで、一気に名前を売りたい。


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