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ひまわりドラゴンCUP 2016

この大会をキッカケにしてスタッフの期待に応えていきたい…

「簡単に“恩返し”という言葉を使うことは好きではないんです」と開口一番に語ったのは津曲泰弦。
この大会は、所属コースである千葉夷隅ゴルフクラブで開催される大会であるだけに、結果を残したいという気持ちは誰よりも強い。
しかし、優勝争いに名前を並べることを期待されながら、過去3回の大会で予選を通過したのは2013年大会の初年度のみ。コースの隅々までを知り尽くしているだけに、その結果に誰よりも不甲斐なさを覚えているのは津曲本人であろう。
「今年は、試合にも出られない状態ですし、その分、この大会に向けてコースで練習する時間もタップリとありました。コースの隅々まで理解もしていますし、地の利を生かして、いいキッカケをこの試合でつかんで、もっと上を目指すことが今の目標です」

この試合へは、主催者推薦の権利で出場。シーズンを通しての試合には出場できていないため、試合勘という部分での不利は否めないものの、津曲本人が言っているように“地の利”を生かして、この試合でキッカケをつかみ、もっと上のステージで活躍すること。それこそが、所属コースはもちろん、今まで携わってくれたスタッフの方々への期待にも応えることになる。

「ゴルフ自体の調子は悪くはないですし、飛距離とショートゲームが自分の武器。普段、練習でできていることが明日からの試合でもできれば、自ずと結果もついてくると思っています」
 周りからの期待も大きいだけに結果が求められることはもちろん、優勝も喉から手が出るほど欲しいはず。
開口一番で口にした「簡単に“恩返し”という言葉を使うことは好きではないんです」と語った裏側には、本当の意味での“恩返し”をしていかなければいけないと自負していることの表れ。

「みんなが喜んでくれる顔が見たい」津曲にとっての戦いが明日から始まる。

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