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丸山茂樹は2打差の5位に

チャンピオンのほかに、打倒・片山を目標にする選手がもうひとり。9年戦った米ツアーから、今年本格復帰。10年ぶりにこのジャパンゴルフツアー開幕戦を迎えた丸山が、自身初の賞金王を狙うと宣言した。

「今は晋呉の時代。いろんな形で相当の努力している彼を、やっつけるのは容易ではないが、それでも今年は晋呉に“嫌だな”と思われる存在になりたい」。

その手応えを、初戦でつかんだ。
17番パー5でイーグルを奪い、その時点で首位とは1打差。最終18番は、ディボット跡からの第2打を、ピンそば2メートルにぴたりとつけた。
「インサイドのフックライン」。
つまり、カップを外さない程度の軽いフックと読み切った。「100%、自信満々」。思ったとおりに打ったバーディパットはしかし、まったく思いがけない転がりをした。
「なんで、スライスするんだって!!」。
あえて理由をつけるとすれば、風のいたずらか。

マスターズもそうだがこれほどの高速グリーンは、わずかな風の影響も受けやすい。
「しょうがないですよね。欲を言ったらきりがない」。

通算8アンダーは2打差の5位に、「初戦にしては、最高です。良い1週間でした」と、納得顔だ。
初めて戦うここ東建多度カントリークラブ・名古屋も「非常に素晴らしいコースだった」と大絶賛。
そして4日間とも「マルちゃん、マルちゃん」の大合唱を浴びながらのプレーには、「同じ名前のカップラーメンもあるし、親しみやすいんじゃない?」。
得意のジョークを飛ばしつつ「やっぱり日本はいいねぇ」と、エビス顔……。

本来の明るさをすっかり取り戻した丸山の完全復活は近い。

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