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望月東急JGTOチャレンジ II 2008

「望月東急JGTOチャレンジⅡ」 野仲茂が初優勝!

優勝の記念撮影 (写真左=社団法人日本ゴルフツアー機構 会長 小泉直 中=野仲茂 右=株式会社東急リゾートサービス 取締役常務執行役員 平塚秀昭 氏
「最終日でスコアを守る技術はまだないからね。緊張から来るしびれでスコアを崩してしまう」。
そのパターンに陥る事が多かった野仲は、首位に2打差の5位タイスタートからチャンスを伺っていた。
「だって、首位だと負けられないでしょう。追いかける方は負けてもともとなんだから。」

そう思える事で、出だし1番のボギーにも心を乱すことなく、「風を読み間違えただけ」と冷静になれた。
続く2番。左のバンカーからワンピンに付けバーディ。
その後も30センチ、1.5メートルとピンに吸い付き、バーディを量産。
ハーフターンでクラブハウスに戻ってみると、リーダーズボードのトップに自分がいた。

「優勝できるんじゃないか」。
10番をバーディとし、そんな思いも確信に変わったのは13番。

ティショットはフェアウェーのど真ん中。残り230ヤードのセカンドをユーティリティでピン奥12メートルに付け、「長い距離でもまっすぐだったから」と確実に沈めイーグル。
この時に2位とは4打差まで広がっていた。

しかし、優勝が頭から離れなくなった途端、急に噛み合わなくなった。
15番で「昨日も右ラフ。今日はカート道路まで跳ねてしまって」と痛恨のOB。
14番もラフから、何とかパーセーブで凌いだのにも関わらず、このホールをダブルボギー。
「スコアを伸ばしたり落としたり。いったい自分で何やってるんだろう」。

最終組から3組前を回っていた野仲は、11アンダーで他の選手のホールアウトを待つばかり。
スコアボードには、10アンダーで山添昌良と田島創志が並んでいる。
どちらかが18番でバーディを取ればプレーオフだ。

まずは、山添がホールアウト。
「俺、最後バーディだけど、スコアボードが間違えてて9アンダーだから」。
残すは、田島創志だけとなった。

18番を終えて戻ってきた田島は、マスター室前にいた野仲に歩みよって笑顔で握手を求めた。
「18番は引っかかって右に開いて打っちゃったよ。優勝おめでとう。」

その瞬間、野仲の「望月東急JGTOチャレンジⅡ」の優勝が決まった。

「やっぱり気持ち良いですね。」
チャレンジトーナメント初優勝に喜びもひとしおだ。
野仲は優勝賞金234万円と7月3日から開幕する「UBS日本ゴルフツアー選手権 宍戸ヒルズ」の出場権を獲得した。

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