Tournament article

有田東急JGTOチャレンジ I 2008

すぐ目の前にあった吉永の優勝は、水の中に消えていった

吉永もプレーオフ2ホール目でバーディパットを決められず優勝から脱落した
2アンダー・4位タイからスタートした吉永は、フロントナインを3バーディ・ノーボギーでラウンド。その後も11番、13番でバーディを奪い、通算7アンダーまでスコアを伸ばし、首位を快走していた。
そう。16番までは・・・。

2位の池田勇太に2打差をつけ迎えた17番パー3でパーオンを逃し、この日はじめてボギーをたたいてしまい1打差で最終18番ホールを迎えた。
しかし、最終18番は2オンも可能でバーディが十分狙えるチャンスホールだった。
そんな有利な状況の中、放たれたティーショットはすぐ左にある池に落ちて行った。これでボギーとしてしまった吉永はプレーオフでも敗れ去り、目の前にあった優勝のチャンスを失ってしまった。

「やっぱり17、18番ですね。う〜んプレッシャーでしょうね。たぶんそうだと思います。2位は6アンダーでホールアウトしていると思っていました。うん。次、また頑張ります」とポツポツと惜しまれる終盤を振り返った。

優勝者は1大会で1人だけ。この悔しい思いを重ねて、選手は強くなっていく。
  • 急遽プレーオフの準備を始める競技委員。スタート順を決めるティーペッグに順番を書き加える

関連記事