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サン・クロレラ クラシック 2008

貞方章男「今田さんが“もうちょっと頑張れ”と」

14歳で単身渡米。フロリダ州タンパのゴルフアカデミーでゴルフを覚え、プロ転向2年目の2003年に自身初の本格参戦を果たしたのも米ツアーだった。それだけに、コウライ芝よりもむしろ、ここ北海道特有の洋芝のほうが「イメージが出やすい」。

やはり道内で行われた先週のセガサミーカップで自己最高の3位タイにつけたのも、「“いつもの打ち方”が出来るから。自分のゴルフさえ出来たら上位に行けることが証明できた」と、自信をのぞかせる。

この日初日は前半の4番で、第2打が「絶対に行ったらダメなところ」。奥から下りの難しいアプローチがのこったが、これをチップイン。
ピンチをバーディで切り抜けたことで、「そのあと、淡々とプレーが出来た」という。

総距離7535ヤードの小樽カントリー倶楽部はツアー最長の屈指の難コースだが、「先週が良かったおかげで、自分のゴルフが出来ている」と平然と、相性の良い地で今週も好スタートを切った。

留学時代、今田を教えていたコーチのリチャード・エイブル氏と出会い、「僕も教えて欲しい」と直談判。
2人が住むアパートに転がり込んで腕を磨いた。
3つ上の今田とは、いまも連絡を取り合う。

「先週の日曜日も電話をもらいました。“もうちょっと、頑張らないとな”って・・・」。
2週連続の北海道で、米ツアー1勝の兄貴分からの「カツ」に答えたい。

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