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日本オープンゴルフ選手権 2008

ただひとり予選通過のアマチュア、大田和桂介くんが奮闘中!

日本一を決める今大会は、もっとも良い成績を出したアマチュア選手をたたえる「ローアマチュア賞」が設定されており、毎年熾烈な争いが繰り広げられるが今年の勝負はすでに、前日2日目で終っていた。

日本大学2年生の、大田和桂介(おおたわ・けいすけ)くんが、ただひとり決勝ラウンドに進出。
「日本一を決める大会で4日間いられることは、自分のゴルフ人生にとって、非常に大きなこと。全力でやれるだけのことはやりたい」。
ライバルがいなくなった難コースで、自分自身との懸命に戦っている。

昨年の関東学生や今年の日本学生を制した大田和くんは、これが今大会初出場。
初めて経験する最高峰の舞台は「自分の足りない部分を痛感することばかり。ラフからのショットな
ど、プロの技術を日々勉強しています」と生き生きという。

堂々4位で最終日を迎える石川遼とはジュニア時代からの親友で「良いライバル。活躍はすごく刺激になるし、良い目標です。負けないように、切磋琢磨したい」。
17歳の背中を見失わないように・・・。
父・勇さんの手ほどきでゴルフを始めた4歳のころから指導を受ける木村元博プロと二人三脚で、最後の1日を精一杯プレーする。

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