２日連続の悪条件の中、第２ラウンドでボギーなし。４バーディをマークして、韓国のドンファンが暫定３位タイに浮上した。

大雨に見舞われた前日初日は、「クラブ選択を誤った」。
ことごとくグリーンをショートして、手前からのアプローチばかりが残ってストレスのたまるラウンドだった。

反省して迎えたこの日２日目は、ほとんどグリーンを外さなかった。
「チャンスも、上手く拾えた」。
優勝争いに加わった。

アマチュア時の石川に、先に史上最年少優勝を奪われたが、プロとしての最年少記録を持つのは自分という自負がある。
昨年６月のミズノオープンよみうりクラシックで、20歳と２ヶ月のツアー初優勝を達成している。

しかし、この日は石川が暫定首位に立ち、この記録すらも破られる可能性が出てきた。
「遼くんに、負けたくないという思いはある」と正直に胸の内を打ち明けたつつ、自らに言い聞かせるようにドンファンは言った。
「ゴルフは自分との戦い。まずは自分に勝たないと…！」。

ひとまず、史上最年少プロのことは頭から消して「僕も良いプレーができるよう頑張るだけです」。
マイペースを強調していた。