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SRIXON チャレンジ 2007

「前よりは喜んでくれるかな」杉原敏一「SRIXONチャレンジ」優勝!

表彰式でスピーチをする杉原
初日のスコアを3アンダー、5位タイとし、単独首位の佐藤達也と5打差からのスタートとなった杉原はこの日、出だしの2,3番ホールでバーディを取り流れを引き寄せると、後半は3つのバーディとイーグルを獲るなどこの日8アンダー、トータル64のコースレコードとなるビックスコアを叩きだした。

今季の杉原はショット、パッティングの調子ともに決して悪いわけではなかった。しかし「うまくいっているなぁーと思っていてもいきなりボギーを叩いてしまったり一日のうちにアップダウンのあることが多かった」と杉原。「いついいところにいけるだろう」と悶々とした日々が続いたが、この日の杉原はその両方が完璧というほどうまくかみ合った。
「優勝できるとは思いませんでした。今日は何か自分の力ではないようなものが働いていたような気
がしました。この優勝に感謝して、また努力していきたい」と話す杉原の表情はすがすがしい。

偉大な父、杉原輝雄はこの日、「日本プログランド・ゴールド選手権」のゴールドの部(出場資格68歳以上)優勝。そして競技最終日にはエージシュートを達成するなど親子同日優勝の快挙を達成!
親子で優勝とエージシュートを果たせるのは杉原親子を除いてはいないといってだろう。

表彰式後、テレビ番組の撮影で1、2ヶ月に一度は一緒にラウンドする父に優勝を報告すると話していた杉原。「昔よりは「よかったなぁ」っと喜んでくれると思います。」と笑顔で話していたがまだまだ貫禄を見せ付ける偉大な父に杉原も負けてはいられない。今日は自身の優勝、そして父の優勝とエージシュート達成と2重、3重のお祝いとなったにちがいない。


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