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中日クラウンズ 2007

2人の招待外国人も参加ジュニアレッスン会

子供たちの前で、まず打ち方の手本を大きな身振りで示して見せてから、今度は親御さんのほうに向き直ってゲーリー・ホルバーグは言った。
「お子さんは、まず見て覚えます。つまりお父さん、お母さんのスウィングを自然とマネするわけですが、時としてそれは非常にまずいことがありますね」。

思わず洩れたため息と苦笑い。
「身に覚えがあるでしょう?」とでも言いたげに、ホルバーグは悪戯っぽく笑いかけた。

この日3日目のレッスン会には、事前募集で集まった7歳から14歳の男女15人の地元ジュニアが参加。
市原建彦と地元出身の溝口英二と中村龍明と上井邦浩と、招待外国人のホルバーグとポール・ケーシーらを“先生役”に、和合コースの練習場でにぎやかに行われた。

子供たちがナイスショットを放つたびに手を叩いたり、歓声を上げたりして会を大いに盛り上げたのがケーシーだった(=写真下)。
世界の一流プレーヤー直々に誉められた子供たちは、嬉しそうに頬を染めていた。

この日の第3ラウンドで、今週初のアンダーパーを記録して10位タイに浮上したケーシーは、「優勝争いはちょっと難しいかもしれないけれど。最終日はトップ2〜5位入りを目指して頑張るよ!」と、子供たちに約束していた。

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