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富田雅哉「その前に、目の前の1打です」

特に午前中は、横殴りの雨。悪天候の中「何も覚えていないくらい、がむしゃらにやれた」。もっとも雨が激しかった最終9番で、ピン奥2メートルのバーディパットを決めてボギーなしの66。

初日1アンダーは予選落ちも気になる順位から、一気に単独2位に浮上して「今度こそ」の期待が集まる。

3週前のJCBクラシックは2打差の2位タイでスタートしながら最終日に崩れて10位に終わった。
さらに兵庫県三木市のマスターズゴルフ倶楽部で行われた先週のマスターズGCクラシック。
首位タイで最終日を迎えながら、竹本直哉に逆転負けを許した。同大会はツアー競技ではなかったが「なんとしても勝ちたかった」。
再三チャンスを逃したことで、優勝への執念はますます燃え盛っている。

「3日目以降に崩れるのが僕の持ち味」と笑うがしかし、先週の最終日はしっかりとスコアを伸ばすことができたことが「自信になった」という。

プレッシャーのかかる場面でも思い切りクラブを振り切れるかどうかが、田中秀道から出されている目下の課題。
負けこそしたが、師匠の教えも忠実に実践することができたと思う。

今週の「〜全英への道〜 ミズノオープンよみうりクラシック」の上位4人には、全英オープンの出場権が与えられるが「僕には、狙って4位に入れるような実力もないから」と、あえて邪念を振り払う。
初のメジャー戦は「もちろん、出れたらいいな、とは思いますけれど。その前に目の前の1打です」。
熱い思いはひとまず胸に秘め、今年“3度目の正直”に挑む。

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