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サン・クロレラ クラシック 2007

3試合連続Vを狙う谷口徹「ダメだ、と思ったらもう帰ってる」

開幕前から繰り返していた。「勝つためにここに来た」。しかし、この日3日目は前半の14番からまさかの4連続ボギーを打った。
今年の小樽カントリー倶楽部はツアー最長の7353ヤード。その上、この日は激しい雨が降りしきり、あまり飛距離の出ない谷口には苦しい展開。

「本当に長かった。大変な状況だった。だけど、自分で“もうダメかな”と思ってしまったら、その時点で家に帰るしかないでしょう?」。
どんなピンチにも、強い意志が萎えることはけしてない。

最終9番パー5は、残り150ヤードの第3打を50センチにピタリとつけた。バーディフィニッシュで、執念の盛り返し。
通算1アンダーは首位と3打差。
「簡単には終わらせない。明日はぜひ3連勝したい」と、相変わらずの力強さで言い切った。

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