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カシオワールドオープンゴルフトーナメント 2007

溝口英二が、試合で初のホールインワン達成にも・・・

本当なら手放しで喜びたいところだった。後半の14番。175ヤードのパー3は、6番アイアンのティショットがスルリとカップに吸い込まれた。プライベートではすでに8回ほど達成していたが、試合では初めて経験するホールインワンだった。

大会主催のカシオ計算機株式会社提供の賞金100万円とデジタルカメラEXILIM EX‐Z1200の副賞は、もちろん嬉しいには違いないが「でも、前半で打っちゃってたからねえ・・・」と、うなだれる。

この日アウトコースで43は、すでに予選通過も厳しい位置だった。
現在、賞金ランク95位は昨年取り戻したばかりのシード権の確保にもほど遠く、このイーグルも生かしきれないまま通算8オーバーで予選落ち。

と、同時にシード落ちも決定し「これも実力です」と、苦笑いを浮かべるしかなかった。

持病の腰痛が再発し、思うようなプレーができなかった今シーズン。
せめて、この日のラッキーを次週28日(水)から、茨城県のセントラルゴルフクラブで始まるファイナルQTにつなげたい。
「(ホールインワンは)めちゃくちゃ嬉しかったし、来週に弾みがつけばいい」と、自身に言い聞かせて会場を後にした。

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