ようやく、調子が出てきた。15戦中、予選通過はわずかに３回（うち棄権１）という井上が、今季自己ベストの単独４位に「優勝も狙えたけれど、トータルでイーブンパーには満足です！」。

これで獲得賞金は１０００万円を超えて、ようやく４年連続のシード権も見えてきた。
「後半戦は、得意なコースが多いから頑張る」と、シーズン序盤には失いかけていた闘志も戻ってきた。

特に、３週後のブリヂストンオープンは所属コースの袖ヶ浦カンツリークラブ（千葉県）が舞台。
「期待しててください」。
ホームコースでの戦いに、望みをつないだ。

• 井上 信