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ディライトワークスチャレンジ 2020

45歳のベテラン、井上信が首位と1打差の4位タイに浮上

井上 信
若手の台頭が著しいAbemaTVツアーの中で、45歳のベテラン井上信が奮闘している。この日は10番ホールからスタートし、10,13,14番とバーディを奪い、快調にスコアを伸ばしていた。15番ホールは左にドッグレッグしているパー4。飛距離の出る選手は左の林超えを狙うが、彼の飛距離だとショートカットは狙えないがまっすぐフェアウェイを狙って右に押し出すと林の中に打ち込んでしまう。ティーショットが打ちにくいホールだ。井上はここで右の林に打ち込んでしまい、2打目は出すだけ。3打目はまだグリーンまで220ヤードも残り、さらに4打目でもグリーンを外し、結局5オン1パットのダブルボギーをたたいた。「これでキレて」スイッチが入った。ここから17番、アウトにターンして1,2,4,5番ホールでバーディを奪い、6アンダー64でホールアウトした。

通算9アンダーで首位とは1打差の4位タイに浮上。この大会では、昨年違うコースで行われたものの、やはり4位タイに入っている。「相性がいいのかな」と好位置だ。今年こそ優勝を狙いたいが、回りには多くの若者たちが虎視眈々と狙っている。ツアー2勝のベテランの経験を生かすことができるか。

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