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カシオワールドオープンゴルフトーナメント 2006

ミシェル・ウィー「日本でも予選通過ができる」

2年連続の女子選手の参戦に、とにかく「負けたくない」と繰り返したのが予選2日間、ミシェル・ウィーと同じ組で回ることになった横尾要だ。
あまり、飛距離が出るほうではない。しかも、176センチの横尾に対しウィーは185センチ。
「身長でも負けてるし、どうせ俺よりも飛ぶんでしょ。・・・いやだなあ」と、顔をしかめる。
それでも、日本男子としてのプライドがある。
「ゴルフは、飛ばすだけじゃない。僕はスコアが良ければいいってゴルフ。とにかく、スコアをまとめていくよ」と、気合を入れる。

やはり同じ組でのラウンドが決まった宮里優作は、逆に歓迎ムードだ。
こちらは、平均飛距離293.56ヤードの飛ばし屋。
米ツアーのソニーオープンでは一緒に練習ラウンドをしていることもあり、慣れている。
「試合ではどんな感じになるのか。妹とどう違うのか・・・。藍ちゃんと回ることも最近少ないし、楽しめそう」と、余裕の構えだ。

「明日は(ウィーを)応援する感じで回りたい」と“お兄ちゃん”の表情になった。

当の本人は、昨年1打差で予選落ちしたリベンジに意欲満々。
18日(土)に1年ぶりの高知入り。
19日(日)に練習場で球を打ち、20日(月)にはイン9ホールの練習ラウンドをスタート。
21日(火)には、さらにアウトコースをプレー。
そしてこの日22日(水)にプロアマ戦で18ホールをラウンドして「昨年も思いましたが、とにかくとても美しいコースだし、やる気が出てきました」と、笑顔を見せた。

今年は昨年以上に出場試合数を増やし、レベルアップを図ってきた。
アジアンツアーのSKテレコムオープンでは、世界6大ツアーで61年ぶりという、女子選手での予選通過を果たして35位。
アマチュア時代には、ローカル競技のハワイ・パールオープンでも決勝ラウンドに進んでいる。

その自信が、心の支えだ。
「日本でも、予選通過ができると思っています」。
本番を前に、17歳の少女ははっきりとそう言った。

ミシェル・ウィー
1989年10月11日生まれの17歳。ハワイプナホハイスクール在学中。
ゴルフを始めたのは4才のとき。2003年「全米女子アマパブリックリンクス選手権」で史上最年少の13歳で優勝するなど、数々のアマタイトルを持つ。
米女子ツアーで、プロのトーナメントに初挑戦したのは小学6年生(2002年)のときだった。
昨年、プロ転向。
今季は女子ツアー8試合に出場してエビアンマスターズで2位、ナビスコ選手権、全米女子オープン、フィールズオープンで3位、マクドナルドLPGA選手権で5位。
また、アジアンツアーのSKテレコムオープンで念願の男子ツアーでの予選通過を果たし35位の成績を残している。
また、男子メジャーの全米オープンの最終予選会にも挑戦するなど、国や性別を超えた活躍を続けている。

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