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ウッドワンオープン広島ゴルフトーナメント 2006

菊池純「無理をしないので、いいのかも」

もう7月だが、菊池にはカイロが欠かせない。この時期、扱っている店が少なく、手に入れるのもひと苦労だが、薬店の倉庫から無理に出してもらったりして、なんとか確保している。

5月に痛めた腰は、気功に通ったり、電気治療を続けたり、普段からケアに余念がない。
いまだ100%とはいえないが、患部に常にカイロを貼っておくことで、今のところは大事に至っていない。
「カイロのおかげで雨の日も安心。・・・クソ暑いけどね(苦笑)」。

それほどの故障を抱えつつ、このウッドワンオープン広島に「照準を合わせてきた」のは、何よりコースとの相性が良いから。
ここ広島カンツリー倶楽部八本松コースは、「僕が見る限り、多分、フェードで打ってる方がやりやすい」。

ほとんどのホールを持ち球で攻められる。
「ここに来ると、ティショットがイメージしやすい」。
2003年に10位タイ、2004年に5位タイという結果が、自信の裏づけにもなっている。

「今年は腰のことがあるから。なおさら慎重にプレーするし、大崩しそうな気配もない。少し痛いところがあったほうが、無理をしないのでいいのかも」。
6アンダー、単独3位とまずは好スタートに納得顔だった。

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