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GDOチャレンジカップ 2005

中田範彦は最後まで優勝を争うも、18番で力尽く…

次のチャンスにかける中田範彦
中田範彦は17番で首位に並んだ。
しかし、この日はドライバーが安定せず、18番のティショットは右のラフへ。グリーン右端に切られたピンを攻めるには、右から張り出してきている林と高い木が邪魔をする。左から回そうとしたが、ラフからではうまくスピンがかからず、グリーン中央にオンしただけだった。20mくらいのバーディパットは外れて、2m近くオーバーした。
そして並んでいた谷がバーディを決め、勝負は決まった。

この日はドライバーが左に曲がっていた。「それでもアプローチとパターが良かったので」5バーディを奪うことができた。優勝した谷を追い詰めることができた。
しかし最後で右に曲げたのは、かえって左を気にした所為かもしれない。「谷さんとはドライバーの安定度で差があった」と敗因を語った。
悔しさをにじませながらも、これが今の自分と言い聞かせる。

チャンスはまた来る。優勝はできなかったが、まだ中田のチャレンジは続く。

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