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JGTO Novil FINAL 2010

中田範彦、白潟英純の2人が通算8アンダーで首位タイ

中田範彦
2010年チャレンジトーナメント最終戦「JGTO Novil FINAL」(賞金総額1000万円・優勝賞金200万円)第2日は、10月21日(木)千葉県木更津市のザ・カントリークラブ・ジャパン(7,007ヤード パー72)にて36人が出場して行われた。

この日首位に立ったのは、通算8アンダーで並んだ中田範彦、白潟英純(しらかた・ひでずみ)の2人。1打差の通算7アンダーで三橋達也、朴星俊(韓国)の2人が追う展開となった。チャレンジ賞金ランキング2位のすし石垣は、通算6オーバーでまさかの最下位に低迷している。

現在チャレンジ賞金ランキング10位の中田と、11位の白潟の2人が首位に立ち、来年のツアー出場優先権(第一回リランキングまで)を獲得する7位以内を射程距離に置いた。
中田は1番ホールでティショットを左に引っ掛け、ラフに。第2打を7番アイアンで打ったボールはカラーに止まった。そこからパターで打つと、カップインしてイーグル発進。最高のスタートを切り、前半は1アンダー35で回り、後半に入ると11,12,14番でバーディを奪い、通算8アンダーとした。

「練習ラウンドからティショットがフェアウェイに行かず、それでもアイアンショットがよくてグリーンを捉えられている」という。ドライバーが右に、左に曲がるが「後半になるとよくなってくる」。原因は「リズム」だと分析する。試合になるとどうしても「早くなって」しまいがち。それが後半になるとリズムがあってくるようだ。

ランキング争いは「考えないようにして、どうせ明日決まるから」というものの、やはり気になる。「プレッシャーを感じながらやるしかない」と覚悟を決めた。

一方、白潟も2日連続の68に「まずまず」と満足した様子だ。1番バーディのあと、5,6,7番と3連続バーディ。後半は1バーディ、1ボギーのパープレーに収め、通算8アンダーでホールアウトした。

もちろんクォリファイングトーナメントに行かなくてもいい、チャレンジ賞金ランキング7位以内を狙うが、順位ばかり気にしても「他の人もいるので」と、「いいゴルフをすればいい結果が出るでしょう」とツアー1勝、アジアンツアーでも1勝しているベテランらしく淡々と、最終日を迎える。
  • 白潟英純

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