2004 アジア・ジャパン沖縄オープン 2005

宮里聖志の弟、優作

喜びも、悲しみも、同じように家族で分け合う。それが、宮里家だ。弟・優作も「自分が優勝したみたいに嬉しい!」と、兄の快挙を手放しで喜んだ。

自分のプレーが終わるとすぐに、兄のもとに飛んでいった。
プレーオフに備えパッティング練習をする兄につきそい、最終組のプレーを一緒に見守った。

その瞬間、18番グリーンサイドで真っ先に兄の胸に飛び込んだのも弟だ。

「アニキは、いままでにプレーオフの経験がなかったと聞いて。ジーブ(ジーブ・ミルカ・シン)と、加瀬さんには悪いけど僕は心の中で、『どうか外してくれ』と祈ってしまった」(優作)。

父・優さんによると、練習量も兄の倍以上で、兄弟でいちばん努力家が優作だ。

学生時代、里帰りした聖志の車に「キャディバッグが乗っていなくて、驚いたことがある」と笑うが、「アニキは強運の持ち主。どん底から這い上がってきたのはすごい」。

藍さんに続き長兄にも先を越された悔しさは、おくびも出さなかった。

自身の初優勝について、「勝つのは、ときの運。僕にはまだ、その時期じゃないということで、焦らず待てるかどうかだと思っているんですよ」と、冷静に話していた。





  • 表彰式、優勝スピーチと忙しい兄の代わりに18番グリーンのピンフラッグを外して記念に持ち帰った優作

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